Henry “Crip” Heard

 dancehistory.org の受け売りなんですが、こちらの映像。片手片足の Henry “Crip” Heard がテレビ出演した時のもの。

 「体幹を使う」「体の中心から動かす」「四肢に頼るな」よく言われることですが、まさにコレ。究極の体現です。はじめは「片手片足がない」という部分に気を取られがちですが、見ているうちにそんなことはどうでもよくなってくる。このリズム!この身体の動き!

 Frankie Manning の本の中にも片足のダンサー、Jimmy Valentine の記述があります。「あいつのリズム感は本当にすごくて、片足だったけど、二本足のダンサーを圧倒してたよ。彼は松葉杖をついてスウィングアウトをして、その後杖を投げ捨てて、片足でホップしまくるんだ!」残念ながら Jimmy Valentine の踊る姿は写真でしか見たことがありませんが、フランキーにそう言わせるほどのリズム感、素晴らしかったのでしょうね〜。

 踊る時に「膝が痛い」とか、「調子が悪い」とかつい言い訳にしてしまいますが、Henry のダンスを見てつくづく思います。体の芯から動かせ。ですね。

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