スウィング・ダンスの種類

 スウィング・ダンスには、そのオリジナルとされる Lindy Hop 他に Shag や Balboa などがあり、またこれらのダンスから発展した East Coast Swing や West Coast Swing、Jive などを含む場合もあります。

 ブロードウェイのミュージカル「Swing!」では、サルサやタンゴなどラテンダンスも踊られていて、アメリカなどでは”スウィング”のイベントでこれらのダンスが踊られることもよくあるようです。正直、私にはどこからどこまでがスウィング・ダンスなのかよくわかりませんが、”スウィング・ダンス”のイベントで踊られることの多いものを、さらっとご紹介。

Balboa
基本ステップは8カウント。主にクローズポジション(上半身をくっつけた状態)で踊る。もともとは混雑しているフロアで Breakaway(離れて踊ること)禁止のために生まれたとか。一曲まるまるくっついたままの pure Baoboa の他、パートナーと離れるステップを組み合わせた Bal-Swing も。主に西海岸を中心に広まったスタイル。

Shag
Collegiate Shag、St.Louis Shag、Carolina Shag などがある。Collegiate Shag がおそらく一番古く、スウィングのイベントでもコンペがあったり、よく踊られている。基本ステップは6カウント。Balboa と同じく基本はクローズポジションで、ステップのバリエーションなど Balboa と似ている部分も多い。

East Coast Swing
日本で言うところのジルバ。基本ステップは6カウントで、スロー、スロー、クイックというステップ構成。パターンがそれほど多くなくとっつきやすいので、スウィングダンス初心者向けのレッスンでは ESC から入ることが多い。

West Coast Swing
1950年代〜西海岸を中心にリンディ(ディーンコリンズスタイル)から発展したダンス。リンディと同じステップも多いけれど、姿勢やリズムの取り方がかなり違う。とにかく曲がナウい。

Boogie Woogie
基本は6カウント。ECS のスロー(ダブル)部分をトリプルステップで踏む。ヨーロッパでとくに人気があり、ブギウギとリンディ双方を教えるインストラクターも多い。

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